受験生必見！花咲徳栄高校の入試情報ガイド

本記事では花咲徳栄高校の入試情報ガイドとして、以下の情報を掲載しています。

 花咲徳栄高校について
 花咲徳栄高校の進学実績
 花咲徳栄高校の偏差値・倍率【2025年度最新版】
 偏差値確約制度について
 単願・併願の選択について
 花咲徳栄高校の入試情報まとめ【令和8年度】
 高校入学後に向けて| ”確約”に向けて安心しすぎないために

花咲徳栄高校の学校概要をご紹介します。

教育方針・コース紹介

花咲徳栄高校は普通科と食育実践科の2つの学科を設置しており、生徒一人ひとりの進路目標に合わせた多彩なコース編成を行っています。

コース	対象	特徴
アルファコース	東大・医歯薬理系・国公立大・難関私大志望	0時限授業+通常6時限+7〜8時限演習+土曜3時限
アドバンスコース	難関大学志望で文武両道を目指す	通常6時限+希望制7〜8時限演習+土曜3時限

【アルファコース】
理数選抜クラス、特別選抜クラス、文理選抜クラスの3つがあり、平日6時限の通常授業に加えて朝の0時限授業や放課後の7〜8時限目の演習授業、土曜日3時限授業を実施しています。

駿台予備校と提携した駿台サテネット21も導入され、一流講師の授業をオンデマンドで受講できます。

【アドバンスコース】
選抜進学クラス、特別進学クラス、総合進学クラスの3つがあります。

2年次から文系・理系別のカリキュラムが組まれ、受験科目に重点を置いた効率的な授業を展開します。

総合進学クラスでは2年次から専門科目(芸術・情報・保健体育)を選択でき、美術・音楽大学や体育大学など多様な進学目標に対応しています。

【食育実践科】
日本発の先端科学である食育のリーダー実践者を養成する学科で、卒業と同時に調理師免許を取得できるのが大きな特徴です。

部活動

花咲徳栄高校では「目標は日本一、目的は人間形成」をモットーに、全国レベルで活躍する部活動が数多くあります。

建学の精神「人間是宝」のもと、意志あるところ道ありを合い言葉に、日本一を目指して日々努力を重ねています。

【主な強豪部活動】
• 硬式野球部：第99回全国高等学校野球選手権大会優勝、第106回大会出場

プロ野球選手も多数輩出し、2024年のドラフト会議では石塚裕惺さんが読売ジャイアンツから1位指名、上原堆我さんがオリックス・バファローズから育成3位指名を受けました

• 男子バレーボール部：「気持ちで繋ぐ」を合い言葉に全力プレーを展開。令和5年度関東私学大会Bグループで2位入賞

• 女子バレーボール部：「100%の元気」をモットーに日々練習に励み、令和6年度の県大会でベスト16の実績

• 競泳部：平成22年創部の新しい部活動ながら、全国高校総体で100m・200m自由形優勝、国民体育大会でリレー優勝

文武両道を実現しながら、充実した高校生活を送れる環境が整っています。

H3.学校行事
花咲徳栄高校では年間を通じて多彩な学校行事が実施されており、充実した高校生活を送れます。

春(4〜5月)	入学式、対面式、遠足	新しい仲間との出会いでスタート
初夏(6〜7月)	文化祭、期末考査	クラスや部活動で団結して準備
秋(9〜10月)	体育祭、修学旅行(2年)	全校で盛り上がる一大イベント
冬(11〜12月)	芸術鑑賞会、大学訪問	本物の芸術や進路を考える機会
年度末(2〜3月)	吹奏楽部定期演奏会、卒業式	1年間の成果と感動のフィナーレ

6月の文化祭では、クラスや部活動が創意工夫を凝らした企画を披露し、校内が活気に包まれます。

9月の体育祭では、全校生徒が力を合わせて競技に取り組み、クラスの団結力を高めます。

11月の芸術鑑賞会では1年生が本格的な芸術作品に触れ、感性を磨くことができます。

12月の大学訪問では、1年生が早い段階から進路について考えるきっかけを得られます。

多彩な学校行事を通じて、3年後には最高の自分に出会えるでしょう。

学校生活

花咲徳栄高校には東京ドーム3個分の広い敷地があり、生徒の夢を応援するための施設がたくさん揃っています。

文武技芸の教養教育を実現するため、勉強にも部活動にも最適な環境が整っています。

【学校生活を支える施設】
• 学習施設：大学入試対策センター、図書館、サイエンスラボ、サテライト教室など
• 部活動施設：TOKUHARUドーム、室内温水プール、佐藤照子メモリアルスタジアムなど
• 特色ある施設：プラネタリウム、天文教室、佐藤栄記念会館講堂など

生徒をサポートする3S（The Supporting Station for Students）という仕組みによって、スクールカウンセラーのいる相談室では、どんな悩みでも相談できます。

保健室では怪我の手当てだけでなく、身体や心の健康についても相談に乗ってもらえます。

また、120名の専任教員が個別指導や補習を行い、勉強面でも生活面でも手厚くサポートします。

校内にはスクールレストランやコンビニエンスストア（ヤマザキYショップ）があり、日替わりメニューやお弁当、文房具まで豊富に揃っています。

花咲徳栄高校の令和7年度大学合格実績は、4年制大学合格者数778名となっています。

【令和7年度大学合格実績】
 国公立大学・大学校：東京農工大学、大阪教育大学、電気通信大学、埼玉県立大学8名、防衛大学校2名、防衛医科大学校など21名

 難関私立大学：明治大学3名、青山学院大学2名、立教大学3名、中央大学1名、法政大学6名、学習院大学5名

 有名私立大学：日本大学20名、東洋大学30名、駒澤大学5名、専修大学5名、文教大学34名、大東文化大学63名、拓殖大学23名、帝京大学26名

 専門分野の大学：医療系大学、体育大学(日本体育大、日本女子体育大)、美術大学(武蔵野美術大、女子美術大)

手厚い進学指導により、生徒それぞれの目標に応じた進路実現をサポートしています。

花咲徳栄高校の2025年度の入試情報と偏差値の目安は、以下の通りです。

コース名	偏差値（目安）	実質倍率（2025）
アルファコース理数選抜クラス	62	1.02／1.03倍
アルファコース特別選抜クラス	61	1.02／1.03倍
アルファコース文理選抜クラス	58	1.02／1.03倍
アドバンスコース選抜進学クラス	53	1.02／1.03倍
アドバンスコース特別進学クラス	51	1.02／1.03倍
アドバンスコース総合進学クラス	47	1.02／1.03倍
食育実践	46	1.01倍（単願）

※倍率→第1回（単願）／第1回（併願）

入試方式によって倍率は異なるため、出願前に最新情報を確認しておきましょう。

H2：偏差値確約制度について
偏差値確約制度とは、埼玉県の私立高校が事前に合格を約束する制度です。

受験生は個別相談会で北辰テストの成績や通知表を提出し、一定の基準を満たすと、試験で一定の点数を取れば合格が保証されます。

合格が保証されることで、公立高校を受験する際の滑り止めとして安心して受験ができます。

ただし、試験の点数が基準を大きく下回ったり、面接態度に問題があると不合格になる場合もあります。
H3：個別相談会でのポイント
個別相談会に参加する際には、必要な書類を事前に準備することが重要です。北辰テストの成績表は複数回の結果を用意し、成績が良いものを提出することをおすすめします。

また、通知表の評価も持参し、学校の基準を満たしているか確認することが必要です。

確約制度を利用することで、公立高校の受験結果に左右されず、私立高校の進学が保証されるため、受験生にとって大きな安心材料となります。

H2：単願・併願の選択について
埼玉県の私立高校入試では、「単願」と「併願」の2つの受験方法があります。

それぞれの特徴を理解し、自分に合った方法を選ぶことが大切です。

単願と併願の違い

受験方法	他の高校の受験	合格後の進学	選考基準
単願	受験できない	必ずその高校へ進学	内申点・模試の成績など
併願	受験できる（公立・私立）	合格しても進学しなくてOK	内申点・模試の成績など

単願は「合格したら必ず進学する」ことを前提とした受験方法で、併願よりも優遇措置を受けやすいことがあります。

併願は、公立高校や他の私立高校を受験することが可能で、第一志望の合格発表を待ってから進学先を決められます。多くの公立高校志望者が利用する受験方法です。

出願のポイント

単願・併願のどちらの方法でも、各高校が定める内申点や模試の成績基準を満たしていることが必要です。

多くの私立高校では、学校説明会や個別相談会で出願可能かを事前に確認することが求められます。

また、一部の高校では、内申点を考慮せず、入試の学力試験の成績のみで合否を決める「オープン入試（一般入試）」を実施しています。

併願受験の注意点

併願の場合、公立高校の合格発表まで入学手続きの延納ができる学校もあります。

希望する高校の入試制度をしっかり確認し、無理のないスケジュールで受験できるよう準備を進めましょう。

花咲徳栄高校の令和8年度入試は、普通科440名と食育実践科80名を募集しており、第1回入試から第3回入試まで3回の受験機会が用意されています。

入試には単願と併願の2つの種類があり、単願は花咲徳栄高校を第一志望とする入学試験で合格者は直ちに入学手続が必要です。

併願は他の高校との受験も可能な入学試験で、所定期日までに延期手続をすれば入学手続を延期できます。

【入試の流れ】
• 出願期間：第1回・第2回入試は令和7年12月1日から令和8年1月13日まで、第3回入試は1月24日から1月28日までインターネット出願

• 試験日：第1回入試は1月22日、第2回入試は1月23日、第3回入試は1月29日

• 試験科目：国語・英語・数学の3教科(各100点満点・各50分)、解答はマークシート方式

• 受験料：25,000円(クレジットカードまたはコンビニ支払い)

• 合格発表：第1回・第2回入試は1月24日10時、第3回入試は1月30日10時にホームページで発表

調査書と学力試験による総合判定で合否を決定します。

中学3年生の秋頃になると、模試の偏差値や内申点をもとに、私立高校から「確約」を得られることがあります。

進路の見通しが立つのは嬉しいことですが、確約を得た安心感から塾を辞めたり、勉強を止めてしまう生徒も少なくありません。

高校の学習は中学校より格段にレベルが上がります。特に英語や数学は積み重ねの教科なので、基礎が固まっていないと高校の授業についていくのが難しくなります。

中学校で学んだ内容は高校での学習の土台となるため、曖昧なままにしておくと後々苦労することになります。

確約はゴールではなく、入学への通過点にすぎません。

高校生活を良い形でスタートできるように、確約を得た後も中学校の復習や日々の学習を継続することが大切です。

高校入学後に困らないよう、今のうちから基礎をしっかり固めておきましょう。

本記事では花咲徳栄高校の入試情報についてご紹介しました。

花咲徳栄高校は普通科のアルファコースとアドバンスコース、食育実践科と多彩なコース編成があり、一人ひとりの進路目標に合わせた学習環境が整っています。

入試は3回実施されるため、複数回チャレンジできるのも魅力です。

春野アカデミーでは、指導歴27年の塾長が全科目を指導できるため、いつでも質問できる環境が整っています。

春野中から徒歩5分なので、学校帰りに気軽に立ち寄って学校の宿題の質問をすることもできます。

確約を得た後も、高校入学後に困らないよう、基礎をしっかり固めながら学習を継続することが大切です。

花咲徳栄高校を目指す皆さん、春野アカデミーで一緒に夢を叶えましょう。