栄北高校の偏差値と確約制度を徹底解説！

栄北高校は、さとえ学園系列の学校で、栄東や埼玉栄と並んで人気のある高校です。

自転車で通う生徒が多く、親しみやすい雰囲気の中で日々の学びを大切にしています。最近は偏差値も上がり、より高い学力を目指すクラスが設けられ、学力向上に力を入れています。

若い熱心な先生が多く、放課後には質問や補習にも丁寧に対応してくれるため、塾に通わなくても安心して勉強できる環境が整っています。

また、確約制度を活用すれば、早めに進学先を決めることができ、安心して受験に臨める点が魅力です。

本記事では、栄北高校の偏差値や確約制度の詳細をわかりやすく解説し、受験を検討されている方々に役立つ情報をお届けします。

栄北高校は、生徒一人ひとりの可能性を大切にする教育を行っています。

「人は誰でも努力次第で、その道の第一人者になれる」という創設者の思いを受け継ぎ、校訓「今日学べ」のもと、日々の努力を大事にする姿勢を育んでいます。

最難関大学を目指すS型カリキュラムや、勉強と部活動を両立するA型カリキュラムなど、生徒の進路に合わせた学びができる環境が整っています。

少人数教育ときめ細やかな指導で、塾に頼らずに安心して学べる学校です。

コース紹介

栄北高校では、普通科が設置されており、生徒一人ひとりの目標に合わせたコースが用意されています。

 

• 特類選抜コース

特類選抜コースは、最難関の国公立大学や早慶上理といった難関私立大学を目指す生徒向けのコースです。

2年生から放課後の演習が始まり、3年生になると外部講師による特別な対策授業も受けられます。着実に実力をつけながら、難関大学合格に向けてしっかりサポートしてくれるのが特徴です。

 

• 特類Sコース

特類Sコースは、国公立大学やGMARCHレベルの大学を目指す方におすすめです。

基礎をしっかり固めながら、2年生からの放課後演習で実戦力をつけていきます。普段の授業のペースを保ちながら、無理なく入試対策ができるよう工夫されています。

 

• 特類Aコース

特類Aコースは、勉強と部活動の両立をしながら、GMARCHといった有名私立大学への合格を目指すコースです。

総合型選抜や学校推薦型選抜にも対応していて、小論文や面接対策も充実しています。自分に合った方法で学びながら、目指す大学への道をサポートしてもらえるので安心です。

部活動

栄北高校には、さまざまな部活動があり、どの部活も充実した活動が行われています。生徒たちは学業と部活動をうまく両立しながら、それぞれの目標に向かって日々取り組んでいます。

例えば、野球部では「全員野球、全力プレーで一戦必勝」をモットーに、専用の栄北ベースボールスタジアムで練習しています。平日は夕方から夜まで、週末は試合や練習が行われ、地域の大会でも活躍を続けています。

射撃部は「日本一の射手を目指す」という目標のもと、国内外の大会で数々の実績を積んでいます。全国高校選手権や関東高校大会での優勝経験もあり、国際大会でのメダル獲得も果たしている頼もしい部活です。

また、バスケットボール部やサッカー部といった運動系の部活動も盛んで、県大会や全国大会を目指して日々頑張っています。

さらに、茶道部や書道部などの文化系部活動もあり、それぞれの分野で成長できる場が用意されています。発表会や展示会など、日頃の成果を披露する機会も豊富です。

 

学生生活

栄北高校では、まず8時30分までに学習準備を整え、8時40分からのショートホームルームでその日の予定や連絡事項を確認します。午前中は4時間の授業に集中し、各教科の基礎から応用までしっかりと学びます。

お昼休みには、校内のコンビニエンスストアでパンやおにぎりを購入することもでき、友達と楽しく食事をとりながらリフレッシュする時間を過ごせます。

午後も引き続き授業があり、7時間目までの科目を終えると、放課後の時間が始まります。放課後は、自習室での勉強や教室での復習に取り組む生徒も多く、週に数回は早朝学習もあるため、学習習慣が自然と身についていきます。

さらに、栄北高校には季節ごとのイベントも豊富です。1年生は春の「西湖オリエンテーション」で新しい友達とハイキングやバーベキューを楽しみ、クラスメートとの絆を深めます。3年生はディズニーリゾートでの特別な1日があり、クラス全員で記念写真を撮ったり、夢の世界でリラックスしたひとときを過ごせます。

夏には「グローバルスタディーズプログラム」が行われ、カリフォルニア大学などからの留学生と英語でコミュニケーションをとりながら、異文化交流やリーダーシップの学びに挑戦できます。

秋の「栄北高祭」では、ダンス部のパフォーマンスや吹奏楽部の演奏、クラスごとの模擬店などが並び、生徒たちが準備したイベントで学校全体が盛り上がります。

年間行事を通して、学びと楽しみのバランスが取れた高校生活を送ることができるのが、栄北高校の魅力の一つです。

進学実績

栄北高校では、難関国公立大学・難関私立大学に数多くの生徒が進学しています。

進学実績は以下の通りです。※2024年春時点の現役生対象

国公立大学

東京工業大学	1名	東北大学	1名
北海道大学	1名	筑波大学	1名
お茶の水大学	2名	東京農工大学	1名
東京学芸大学	1名	埼玉大学	2名
新潟大学	1名	東京都立大学	1名
埼玉県立大学	6名	防衛大学校	1名
防衛医科大学校	1名	その他国公立大学	39名

私立大学

早稲田大学	10名	慶應義塾大学	3名
上智大学	2名	東京理科大学	61名
明治大学	15名	青山学院大学	5名
立教大学	25名	中央大学	29名
法政大学	37名	学習院大学	12名
関西大学	1名	立命館大学	3名

毎年安定した合格者数を輩出していることから、授業の質が高く、生徒同士が切磋琢磨しあえる環境が整っています。

栄北高校の偏差値は、59~66程度です。コースごとの偏差値は以下の通りです。

【偏差値（3科または5科）】

	単願	併願
特選選抜	65	66
特類S	62	63
特類A	59	60

※3年次の北辰第3回（7月）～第7回（12月）上位2回の平均

内申点による偏差値への加点もあります。

	単願	併願
特選選抜	23	23
特類S	21	22
特類A	19	20

※内申5科5段階評定
※3年次1学期（前期）の5段階評定の合計値を満たした場合、1ポイント加点

栄北高校の倍率 （令和5年度）は、単願は1.02~1.06倍、併願は1.00~1.10倍です。
詳細は以下の通りです。

【特類選抜】

1回（単願）	1.02
1回（併願）	1.00
2回（併願）	1.09

【特類Ｓ】

1回（単願）	1.05
1回（併願）	1.00
2回（併願）	1.12

【特類Ａ】

1回（単願）	1.06
1回（併願）	1.04
2回（併願）	1.10

また、下記の要素に考慮する必要があります。

1. 3年次1学期または2学期の9教科5段階評価に原則として「1」が無いこと

2. 欠席日数は3年間で20日以内（但し、怪我による入院などの特別な事情の場合は要相談）

偏差値確約制度とは、埼玉県の私立高校が事前に合格を約束する制度です。

受験生は個別相談会で北辰テストの成績や通知表を提出し、一定の基準を満たすと、試験で一定の点数を取れば合格が保証されます。これにより、公立高校を受験する際の滑り止めとして安心して受験ができます。

ただし、試験の点数が基準を大きく下回ったり、面接態度に問題があると不合格になる場合もあります。

栄北高校の受験には、単願と併願の2つの形式があります。

単願受験は栄北高校を第一志望とするもので、合格すると必ず入学することが条件です。合格基準が低く設定されているため、受かりやすいというメリットがあります。早期に合格が決まることで、安心して残りの学期を過ごすことができる点も魅力です。

一方で、併願受験は他の学校と併せて受験する方法で、複数の進学先を確保できる点が特徴です。ただし、併願では単願よりも合格基準が厳しくなることが多く、より高い成績が求められます。また、併願先の学校との兼ね合いで、試験日程や準備が重なることがあるため、スケジュール管理が重要です。

栄北高校の確約を早めに得る生徒は多く、9月のテストで確約をもらう場合もあります。
ただ、その時点で安心してしまい、勉強の手を緩めてしまう生徒さんも少なくありません。

特に、公立高校を目指して最後まで勉強を続けている生徒と比較すると、半年近くの学習量の差が生まれやすく、高校入学後に授業についていくのが難しくなるケースも少なくありません。

学習量の差は、入学後の理解度や学習のペースに影響を与えることが多く、予想以上に負担となることもあります。確約を得た後も、入学後のスムーズなスタートを切るために、少しずつでも日々の勉強を続けることが大切です。

高校での学びをより実りあるものにするためにも、基礎力を維持し、入学準備を進めておくことをおすすめします。

栄北高校は、勉強と部活動のどちらも充実していて、生徒一人ひとりが自分の目標に向かってのびのびと成長できる学校です。

偏差値確約制度を活用すれば、進学先が早めに決まり、安心して受験の準備に取り組めるのも魅力です。また、確約をもらった後も、入学後にスムーズなスタートが切れるよう、日々の学びを続けることが大切です。

自分の未来に向けた挑戦を応援してくれる栄北高校で、充実した高校生活を送りましょう！